スマホって、大人も子どもも熱中できるアイテムですよね。
いわゆる「ゲーム」だけではなく、例えばお絵かき、写真や動画の編集、SNSなど様々なサービスで、私たちを虜にしてきます。
スマホにものすごく熱中している状態を「スマートフォン依存症(スマホ依存症)」と言います。
※スマホ依存症については過去の記事をお読みください。
https://educational-consultation.com/blog/elementary/220/
もし子どもにスマホを持たせる場合、なんらかの対策をとる必要があります。
今回の記事では、子どもがスマホ依存症にならないための対策について解説いたしました。
すでにスマホを持たせていて使い過ぎが気になっている方も、これからスマホデビューさせようかと考えている方も、どちらにもお読みいただきたいと思います!
この記事の目次
子どもをスマホ依存症になるのを防ぐための対策を2点お伝えいたします。
それぞれ簡単なようで難しいところもあります。
1つずつ確認していきましょう。
子どもにスマホを持たせて使わせるには、まずルール決めが絶対必要です。
ルールと言っても複雑で細かな内容にする必要はありません。
例えば、
などです。
他にも、各家庭・個人でいろいろな考えがあると思います。
これらのルールは親から押し付けて決めるのではなく、子どもと話し合ってまとめていくのをおすすめします。
「スマホを使うということは他の人とつながることになる
→自分で考えて使っていく必要が出てくる」
ということで、1人の人間として子どもと話し合ってみてください。
「なぜルールが必要になるのか」という根本的な部分についても理解してもらう方が良いでしょう。
まずはルール作りとその徹底が大事です。
子どもがスマホを使うには、「フィルタリング機能」の設定が必要です。
フィルタリングは各通信会社のサイトで登録することができます。
(契約時の窓口でも可能)
フィルタリングの詳細は別記事にまとめていますが、代表的なもだと
というものがあります。
これらをうまく使うことで、子どもに合わせたレベルで守りを固めることができ、少しは安心してスマホを使えるようになるでしょう。
スマホ依存は正式に「病気」とは認定されていないものの、「依存症」という観点から医師が治療を行うケースもあるようです。
(スマホ以外にも、インターネットやゲームの依存についても同様)
主に心療内科・メンタルクリニックで治療をおこなっているようなので、気になる方は調べてみると良いでしょう。
参考までに、「独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター」様のサイト内で全国一覧表があったのでご紹介いたします。
『インターネット依存・ゲーム障害治療施設リスト(2020年版)』
(クリックで移動します)
こうした治療もある事を知っておくといいかもしれませんね。
この記事では、子どもがスマホ依存症にならないための対策について2点お伝えいたしました。
依存症に一度かかると「やる気・精神論」で治せるものではなく、かなりの期間と根気、周りの助けが必要になります。
アルコール依存症や薬物依存などで考えるとよくわかりますね。
子どもは自分の感情をコントロールする術を知らず、未熟な部分があります。
スマホに夢中になりやすく、他のことが手につかなくなるかもしれませんが、それも仕方のない事です。
そのくらいスマホには熱中できる魅力があるのでしょう。
スマホ依存症には学力低下、生活リズムの乱れ、うつ病などになるリスクもあり、可能な限り回避・コントロールしたいものです。
今回お伝えしたポイントと、当サイトの他の記事も参考にしていただき、スマホとうまく付き合っていけるようにしてくださいね。