何かを学ぼうという時は、受け身な人より自発的・積極的に関わろうという人の方が良い成果を得られるものです。
人に言われるがままに行動し続けていると、自力で考えたり、自分から進んで動くということが減ってきます。
(そして成果を得にくくなります)
これはもちろん勉強においても同じ。
自発的に勉強する人の方がたくさんのことを覚え、活かすことができるようになります。
しかし、多くの人は自発的に学ぶことができません。
いつまでも受け身のままで、せっかく学んだことがなかなか身につかない人が多いのです。
この記事では、なぜ自発的な勉強ができないのかについて解説いたします。
中学生になると、「積極的に行動しろ」「自分から勉強しなさい」と言われることが急に増えます。
しかし、そう言われてもなかなかできない人は、まずその理由から知ってみてくださいね。
この記事の目次
学習のみならず、どんなことでも同じなのは「知らないとできない」ということ。
中には知らないことでも体当たりで学んでいくタイプの人もいますが、それはけっこう稀(まれ)なタイプ。
多くの人は誰かから教わり、学ぶことで実行できるようになってきます。
今回のテーマである自発的な勉強についても、そういうことを学ぶ機会が無かったため、行動できない(つまり、「やり方を知らない」)ケースが多いんですね。
学校の授業はもちろん、塾での講義、家庭教師の指導についても、基本的には受け身の勉強になります。
(授業の「授」という文字も「授ける(さずける)」と読み、誰かに何かをあげるという意味ですしね)
教師などから国語や算数の問題、公式などを教わり、それを「学ぶ」と言っていたのが今までの普通であったため、急に「自発的に勉強しなさい」と言われてもやり方がわからないのです。
冒頭でもお伝えした通り、中学生になると自発的に勉強しないといけない機会が増えます。
例えば宿題。
今までなら「テキストの〇〇ページをしてくるように」というものだったのが、「何かの勉強を1ページやってきなさい」といった曖昧なものになります。
https://educational-consultation.com/blog/juniorhigh/283/
こうした時に自分から考えて行動し、勉強できるようになっていないと苦労することになります。
早めに自発的な勉強方法を身につけておくのが大切になってきます。
学校の授業、塾、家庭教師のどれもが受け身の勉強になりがちですが、もし自発的な勉強方法を教わるのであれば家庭教師に教わるのが良いと思います。
家庭教師に指導を受ける場合、基本的には90分などの時間を1コマとしてマンツーマンで教わることになります。
このとき、学校の授業や受験対策はもちろんのこと、自習のやり方についても指導してくれることが多いです。
生徒個人に合った方法で、自習の時はこうしてやればいいよ、ということを考え、教えてくれます。
教えてくれたことをやるだけなら受け身のままですが、数をこなすことで段々と自分のやり方が身についてくるでしょう。
もちろんわからない事は次回の指導の時に直接教えてくれたり、センターへ問い合わせる事で回答を得ることもできるようになっています。
「やりなさい」と言われて最初から上手くこなせない事がほとんどですが、家庭教師の指導を受けるならこの辺りも徐々に上手くなっていく事が期待できますね。
この記事では、受け身の勉強より自発的な勉強をする方がいいということについて書いてきました。
「自発的に勉強しなさい」と言われてもよくわからないかもしれませんが、中学生以降はこの力が大事になってきます。
特に受験など、学校の授業をより深く学んだその先のことを知る必要がある場合、自主勉強は欠かせません。
「自主勉強のやり方を知りたい」と思った時は、学校の先生や塾に頼るよりも、家庭教師に学ぶ方が身につきやすいと思います。
家庭教師は生徒個人の性格や事情を汲んでくれますから、それに合わせた方法で自主学習のやり方を学び、徐々に慣れていけばいいと思います。
自発的に勉強する習慣は社会に出てからも大事です。
早めに身につけておく方がいいと思いますよ。