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テスト・受験の対策は家庭内で自力でできる!?無理せずプロに任せよう!

2022.08.1
テスト・受験の対策は家庭内で自力でできる!?無理せずプロに任せよう!

子どもをより偏差値の高い学校へ行かせたいと思っているなら、学校の勉強だけでは難しいでしょう。
やはり何らかの形で学校の勉強にプラスする必要があると思います。

すでに受験前の時期に差し掛かっている方も、将来受験をしようと思っている方も、そのための対策に頭を悩ませているのではないでしょうか。

限りある資源(金銭、時間)をできるだけ良いところに使いたいのは誰でも考えます。

そこでこの記事では、テスト対策・受験対策において、お金をかけずに自力で行うか、お金をかけてプロに頼むほうがいいのかを、それぞれのパターンについて解説いたします。

すでに知ってるよ!という方も、おさらいの意味で読んでいただければと思います。

この記事の目次

テスト・受験対策をどうこなすか(5パターン)

本記事のテーマとして取り扱うテスト・受験の対策は、5パターンに分けました。

その5つとは、

  • お金をかける(プロに頼む)場合

    家庭教師
    通信教育
  • お金をかけない場合
    親やきょうだいが教える
    本人の自習に任せる

というものです。

これらそれぞれの良し悪しについて次から順に解説していきますね。

塾を利用する場合

勉強のレベルアップをすると考えた際、1番に思いつくのは塾ではないでしょうか。

実は塾にもいろいろな形態があり、一言で「塾」と言っても目的に合っていなければ期待する効果を得られにくいのです。

塾の種類としては、

  • 進学塾→中学や高校の受験対策に強い。
  • 補修塾→学校の授業やテストの対策・フォローに強い。
  • 総合学習塾→受験や進路について総合的にフォロー。内申点アップにも強い。
  • 専門塾→英会話など、特定の分野の学習をする。

などがあります。

それぞれ違い・特色があり自分の目的とする塾を選ぶ必要があります。
(ただ大手の塾の場合、最近ではある程度総合的に見てもらえる傾向にあります)

また、集団指導(10人以上などの大勢の場合と、10人くらいまでの人数分かれている場合あり)、個別指導(講師1名あたり1〜3名程度の少数)といった人数の違いもあります。

受験対策として1番目に候補に上がるのが塾だと思いますが、今すでにバリバリ勉強ができているのに補修塾を選んでしまったり、集団でいるのが不向きな性格なのに10人以上の集団指導をする塾を選んでしまうと上手くいかないかもしれません。

各塾のホームページやパンフレットをよく読んだり、案内を聞いて決めるようにしましょう。

家庭教師を利用する場合

塾の次に思い浮かぶのは家庭教師ではないでしょうか。

基本的には自宅で指導を行いますが、近年ではオンライン化も進んでおり、タブレットやパソコンを利用して画面上でやり取りを行う場合もあります。

契約形態も家庭教師もセンター(家庭教師派遣会社)と個人の契約がありますが、基本的にはセンターを利用したほうがいいでしょう。

個人契約では自分で多方面の情報を集めて講師を探さないといけない他、契約面でトラブルになったりという話をよく耳にしますね。

センターにおいても、会社によっては

  • プロ家庭教師→専業で家庭教師を行なっている講師
  • アルバイト家庭教師→会社員の副業や、大学生のアルバイトとして家庭教師を行なっている講師

という2パターンがあります。

勉強のレベルアップという点で信頼度が高いのは、やはり「プロ」と名のつく家庭教師の方ですよね。

ただし、多くのセンターではアルバイト家庭教師にもしっかりとした指導をおこなっており、質が著しく落ちるということは無さそうです。

反対に、大学生など歳が近い講師の方が親しみがあり、成績が伸びやすい生徒もいます。

自分が家庭教師をつける目的・理由が大事なのは塾と同じですが、家庭教師の場合はほぼ1対1であることと、距離が近いことから講師との相性も大きく影響するところ。
この辺りも検討しつつ、選択肢の1つとして考えましょう。

通信教育を利用する場合

通信教育の場合、基本は教材を郵送でやり取りし、理解していない部分を教えてもらったり、学校の勉強の予習を行うことになります。

使用する教材の質の高さもさることながら、自宅などで自分のペースで勉強できるところが魅力でしょう。
塾や家庭教師のように、講師が近くにいない分プレッシャーを感じず、思うように進めやすい利点があります。

ただし、郵送でやり取りするのが基本である以上、学習の成果や添削を受けるのにタイムラグが生じます。

勉強した成果を直近で発揮しないといけない場合(テストや受験の間際など)は上手く利用できないケースも考えられます。

利用するタイミング、目的をより慎重に考える必要があるでしょう。

親やきょうだいが教える・本人の自習に任せる場合

親やきょうだいが教える場合、確かにお金はかかりません。

ただ追加費用という面では無料ですが、勉強の時間を確保するために自身の仕事やアルバイトの時間を削り、子どもの勉強時間に充てる必要が出てきます。

そういう面から考えると資金的にはマイナスになる場合も・・・

また、多様化する学校の授業内容に対応しづらかったり、最新の受験対策情報なども得にくいのが実情でしょう。

テスト・受験対策として考えるのであれば、あまりおすすめできない方法です。

また、本人の自習に任せる場合も同様の理由からおすすめしにくいですね。

ただし、塾や家庭教師、通信教育を利用した「補助」として親が教える場合や、
本人がリラックスして勉強しやすい、毎日の詰め込み学習の息抜きとして、もしくは家族での会話や団欒の一部として考えるなら大いにありだと思います。

上手く取り入れることでレベルアップにつながる要素はあると思います!

勉強のレベルアップはプロに頼む方が良い

絶対の正解はない。本人の努力や相性の良さがあることを知るべし

この記事ではテスト対策・受験対策としてどういう方法があるのかについて、お金がかかる・かからないに分けて解説いたしました。

勉強のレベルアップをしようというならば、やはり塾や家庭教師を選ぶのが良いと思います。

ただし、どの方法でも確実に成績が上がるというものではなく、万人に共通するベストな方法というのはありません。

有名な進学塾に入ったからと言って、本人が努力しなかったり、もしくは居心地や相性が悪い場合は思うような成果を得られないでしょう。

そういう場合も1つの方法に固執するのではなく、いろいろなパターンを試してみてくださいね。

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