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小学生

子どもを狙う危険な声かけとは?6つのパターンと共通の対策を解説

2022.09.29
子どもを狙う危険な声かけとは?6つのパターンと共通の対策を解説

色々な人、文化、情報が錯綜する現代では、犯罪の方法も多種多様になってきています。
特に子どもを狙う犯罪は目立っており、子を持つ親御さんの心配は尽きることがありません。

子どもには「知らない人について行ってはいけませんよ。」と口すっぱく伝えていても、実際には「知らない人」がどういう事をする人なのか分からないかもしれませんよね。

この記事では、子どもを狙う人がどのような声かけをしているのかを6つのパターンで紹介し、最後に共通の対策をご紹介いたします。

これら「危険な声かけ」を予習しておいて、実際の場面に遭遇しても対処できるよう準備しておきましょう。

もちろんこうした場面に遭遇しないのがベストですが、シミュレーションしておくのは大切ですからね。

この記事の目次

子どもを狙う危険な声かけの6パターンを紹介

以下が危険な声かけの6パターンです。

  1. 〇〇先生が呼んでいるよ
  2. 怖い目に合わせるぞ
  3. お母さんが事故にあった
  4. 〇〇を教えて欲しい
  5. 一緒に来たら〇〇をあげるよ
  6. 有名人に合わせてあげる

これらの声かけパターンです。
次から順に、詳しく解説していきますね。

〇〇先生が呼んでいるよ

学校の近くなどでは「〇〇先生が呼んでいるよ。一緒に行こうか。」と声をかけ、子どもを誘導、連れ去ろうとする事案があります。

全然知らない人が呼んでいるのではなく、担任の先生など知っている人の名前を出されると警戒のハードルが下がってしまいます。

近年では子どもの人数が減っているので1学年1クラスになっているところもあり、そういう学校では担任の先生ももちろん1人。
調べればすぐに名前はわかるものです。

通い慣れた学校の先生の名前を出すことは、子どもの警戒心を解く簡単な方法の1つなのです。

怖い目に合わせるぞ

これは直接的でわかりやすい危険な声かけですね。

体の大きい大人に脅されると、子どもは怖くて身をすくめて動けなくなるでしょう。
実際に目を合わせながら強い力で肩を掴まれたりランドセルを抑えられたりすると、より恐怖感が増します。

その後のトラウマにもなりやすい危険な行為だと思います。

お母さんが事故にあった

大好きなお母さんやお父さんが事故にあって大怪我をしていると嘘をついて、子どもの判断力を無くす声かけです。
その後「一緒に病院へ行こう」と車に誘い込むという手段につながります。

最近ではコロナウイルスのことを子どもでも知っていますから、「お母さんがコロナに罹って病院にいるから」というパターンもあるそうです。

〇〇を教えて欲しい

道を教えてほしいなど、子どもの親切心につけ込んで狙ってくる声かけです。

多くの子どもは人の役に立ちたい、頼られたいと思っています。
また、知っていることは積極的に教えてあげたいと考えています。

こうした親切心を逆手に取り、一緒に行って案内してほしいと言って同行させる卑劣な手段です。

一緒に来たら〇〇をあげるよ

テレビやインターネットを見ていれば、今子どもたちに人気のあるアニメやゲームがどのようなものかはすぐ分かります。

こうした作品のグッズやお菓子などをあげるといって子どもを誘い出す声かけです。
実際に1つ2つのアイテムを見せて興味を持たせるのが常套手段でしょう。

また、「限定グッズだけど、君だけに特別にあげる」など「特別感」を出して誘い込むこともあります。

有名人に合わせてあげる

テレビやYouTubeなどで有名な人の名前を出し、その人に合わせてあげるという嘘をついて子どもを連れ去ろうとする方法です。

子どもがその有名人を大好きであればあるほど、この声かけは有効になってしまいます。

危険な声かけへの対策について

これら危険な声かけへの対策ですが、主に考えられる方法は2つあります。

パーソナルスペースの認識と確保

パーソナルスペースとは、自分の周りに入ってきても良い人とそうでない人を分ける、目に見えない壁や空間のことです。

自分と仲の良い人や関係の深い人(家族や友達)ならすぐ真横にいても嫌な気分になりませんが、あまり知らない人や目上の人がいると緊張したり不快な気分になると思います。

こうしたパーソナルスペースには、知らない人や目上の人、家族や友達以外の人は入れないようにしたいところです。

できれば1m以上は離れたいですが、現在は新型コロナウイルス感染予防のためのソーシャルディスタンスもあり、2mくらい離れていても特におかしくありません。

2mがどのくらいかを子どもと一緒になって伝え、そのエリアに知らない人が入ってきたら離れる・身構えるようにするよう訓練しておきましょう。

普段からの決まり事を作っておくこと

普段からの決まり事とは、例えば

  • もし本当に親御さんが事故や病気になったとしても、子どもが知らない人に伝言を頼むことはないということ
  • 道を聞かれてもその場で教えてあげればついていく必要はないこと(口頭で伝えきれない時は「わかりません」と言って断ること)
  • 知らない人から物をもらったり、特別扱いしてもらってはいけないこと

というような事を決めておき、そのルールを守るように徹底しておく事です。

こうした事前の対策や考え方を子どもと一緒に決めておき、練習しておきましょう。

子どもを狙う不審者の声かけについて

子どもは狙われていることが多いことを知っておくのが大切

この記事では、子どもを狙う危険な声かけについて6パターンと、その対策について解説いたしました。

「周りにある何もかも不審なものを見る目でいよう」というわけではありませんが、体が小さく、物事をよくわかっていない子どもは狙われやすい事を知っておくのが大切です。

定期的に何度も何度も伝え、対策を徹底できるようになっていきましょう。


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