小学生のうちから高い集中力を身に付け、発揮してほしいとは親の願いでもあるでしょう。
しかし、「小学生の集中力は学年 × 10分間しか続かない」くらいと言われています。
大人のように長時間集中力を維持するのは難しいのです。
それでも、少しでも集中力を長続きさせる方法をお伝えしようと、こちらの記事を書いてみました。
この記事では、小学生が勉強へ向かう集中力を長続きさせるポイントを4つご紹介いたします!
本記事をご参考に、ご家庭でも取り組んでいただければ幸いです。
この記事の目次
冒頭でもお伝えしたように、子どもの集中力の持続時間はとても短いものです。
小学生だと、学年に10を掛けたくらいの時間が限界だと言われています。
(1年生だと10分、3年生だと30分くらい)
もちろん個人差はありますし、勉強じゃなく「遊び」への集中となるともっともっと伸びる子もいます。
しかし今回はあくまで「勉強」に対する集中力を長続きさせるポイントに絞って4つお伝えします。
これらについて、順番に解説いたします。
勉強より魅力的なものはいくらでもありますよね。
などなど、あげればキリがありません。
勉強に集中できない子どもの場合、基本的に「そこにあるもの全てが勉強より興味があるもの」となります。
これらを極力目の届かない場所へ移動させるようにし、視界から無くすようにしましょう。
目の前にあるのは勉強道具のみ。
こういう状況になってくると、勉強をやらざるを得ません。
気が散るものは無くす。
これを徹底してみましょう。
勉強する内容を書き出すのも効果的です。
いわゆるスケジュールを作ることで、これをすることで「終わり」がわかります。
きっと皆さんも経験があると思いますが、「もうすぐ終わりだ」と思うと、疲れていても一気にやり切れたことはありませんか?
子どもの勉強も同じで、「ここまでやったら終われる」とわかると集中して取り組めたりするものです。
時間で決めてもいいのですが、そうすると何もしなくても時間が流れるので、内容が薄い勉強時間になるケースも。
ページ数や単語の書き取り個数、問題を解いた件数などを終わりの目標に設定する方がいいかもしれませんね。
集中力は持続しないものとして、ある程度学習が進んだら休憩するようにしましょう。
休憩を適宜挟むことで集中力が回復し、その後も頑張ることができるようになってきます。
ちなみに休憩するときは「休憩に集中」を意識するように。
休憩時間中に勉強を先に進めたり、「すぐ止められない遊び」などを始めないように気をつけましょう。
何をするにも体調管理が土台にあってのことです。
子どものうちから自分で体調を管理するのは難しいと思いますので、保護者様の方でしっかり見てあげてください。
特に大事なのは睡眠時間と睡眠の質。
寝不足だと大人でも集中できませんし、睡眠の質が悪ければ寝ても疲れが残ったままです。
元気な体だと集中できるようになってきますから、体調管理をおろそかにしないようにしましょう。
この記事では小学生が勉強への集中力を少しでも長続きさせるためのポイントを4つご紹介いたしました。
その4つとは、
といったことです。
これらを意識したり実行することで、集中力が長続きするようにできる可能性があります。
とはいえ、小学生の時点で長時間勉強に取り組み続けるのは無理なこと。
あまり過度に期待しすぎず、本人に合わせて少しずつ調整してあげてください。
そのうち勉強の習慣ができてくれば、自分から自然と取り組んでくれるようになってきますよ。
今回の記事が参考になっていれば嬉しく思います!