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責任感の強すぎる親だと不登校になりやすい!?自分を責めすぎない事が大切

2023.01.19
責任感の強すぎる親だと不登校になりやすい!?自分を責めすぎない事が大切

子どもが不登校になる様々な要因のうち、性格面では「落ち込みやすい、傷つきやすい」というものがあります。

自分の行動に自信を持っている子どもだと、どんどん新しいことにチャレンジし、たとえ間違っていてもへこたれない強い心を持っています。

反対に自信の無い子どもは新しいことへのチャレンジに消極的で二の足を踏んでしまったり、もし失敗したらドーンと落ち込んで立ち直るのに時間がかかる傾向が。

これらは持って生まれた性格もありますが、成長途中で自己肯定感を高められていたかどうかが影響してきます。

自己肯定感が高い状態とは、ありのままの自分でも良いと自分を認められているということ。
当然、この状態の方が強い心を持っていて、挑戦することを簡単に諦めないようになります。

そして実は、親の責任感の強さが自己肯定感の低さ、つまり「不登校の要因」にも影響してきます。

この記事では親の責任感の強さが自己肯定感の低さに繋がる理由についてお伝えします。

よければ続きをお読みください。

この記事の目次

責任感が強すぎる親は「〜しなければならない」と考える

親だけでなく、皆何かしらの責任感を持って生きていると思います。

しかし、子育てへの責任感が並々ならぬ親御さんだと、例えば

  • 「〇〇しなさい」「△△してはだめ」など、過干渉気味である
  • 人に迷惑をかけてはいけないと考え行動する
  • 時間に正確でルールを徹底する
  • 子どもの行動の先回りをして、失敗させないように気をまわす

など、の特徴があります。

これらを一言で表すと、「きっちりした子育てをしなければならない」と考えているという感じでしょうか。

子どもの成長を導くのは親の勤めですが、進んで行く道の一歩一歩を完璧に準備してあげるのは「やりすぎ」でしょう。

道を外れないように気を回して対応するのは、親の方が「〜しなければならない」と考えているからです。
道を外れてしまったり、子どもが何かの失敗をしてしまわないよう、常に配慮しているのですね。

きっちりした親の元で成長するとどうなるか

もちろん、きっちりとした子育ての最中、「人に迷惑をかけてはいけない」と考えるのは全く悪いことではありません。
しかし、その徹底ぶりを子どもにまで強要してしまうと、もし何かしらの迷惑をかけてしまった時に「ああ、やってしまった・・・」とショックを受けることになります。

元々失敗耐性が無いため、本当はそれほど大きな問題では無いことにもひどく落ち込んでしまい、それが自己肯定感を下げてしまう要因になり得るのですね。

「失敗できない(失敗が怖い)」という性格になると、当然チャレンジ意欲も小さくなるでしょう。
また、親が安全を確保した道の上しか進めないようになるかもしれません。

学校にいると大なり小なり、イレギュラーなことが毎日のように発生すると思います。

  • クラス内で何かのグループ分けをする
  • 文化祭の出し物を決める
  • 運動会のリレーのアンカーを決める
  • 掃除や給食当番を決める

など何をするのも自信がなく、「学校は安全ではないなところ」という意識になることも。

そんな危険な場所に居たくないと考え、不登校を選んでしまうのです。

きっちりしすぎている子育ての元では子どもに自信が育ちにくく、そうなると学校生活が苦痛に感じてしまうかもしれません。

責任感の強すぎる親だと不登校になりやすい?

息抜きや失敗があってもいい

この記事では、責任感の強すぎる親のもとで育った子は、性格的に不登校になりやすいという部分についてお伝えしました。

もちろん性格は千差万別。
例えば兄弟で同じように育っても、右に行くか左に行くかはそれぞれ違うでしょう。

同様に不登校になるかならないかも違います。

しかしそれでも、きっちりした子育てを目指す親の元では自己肯定感が育ちにくく、少しのことでも傷つきやすい性格になることが考えられます。

親も人間で、子も人間。
少し心にゆとりを持って、日々を過ごしてみてはいかがでしょうか。

息抜きしたり、失敗してもいいのです。
大事なのは子どもが自分の足で立ち、自分の頭で考え行動できるように導くこと。

そのための子育てが大切で、「きっちり育てなければいけない」という考えを少し弱めてみてください。
少しゆるい環境で伸び伸び育った子は、多少の失敗に挫けない人間へと成長していくかもしれませんよ。

最後に

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